急性中毒症例登録のご案内

目的

急性中毒症例を収集することにより、治療を行う医療機関に迅速かつ的確な情報提供を行うこと
また原因となった製品の製造・販売事業者への連絡や当局への報告、消費者への注意喚起などを行うことにより類似事故の防止に資すること

参加施設

中毒診療にたずさわる全国の医療機関
登録者: 急性中毒患者の治療にかかわる医療関係者(医師、薬剤師、看護師、検査技師、獣医師等)

登録対象症例

家庭用化学製品、医薬品、農薬、自然毒、工業用品等による急性中毒症例全て
(摂取・曝露が確実な無症状例を含む)

登録項目

急性中毒症例収集統一フォーマット(急性中毒症例調査用紙)に準じる

 急性中毒症例調査用紙(基本調査)の内容
  疫学的データ(年齢、状況、症状、処置、転帰等) 、サマリー、医師コメント
 * 入院加療を要した症例の場合は、検査値データなどもあわせてご提供いただけますと幸いです。

登録方法

1.急性中毒症例web登録システムの利用
2022年7月から、Webで症例情報の登録が行えるようになりました。 日本中毒情報センター中毒110番にお電話で問い合わせを頂いた症例もご登録いただけます。
はじめに利用者登録を行い、症例登録用ID、パスワードを入手後、症例登録画面にログインして入力、登録を行ってください。

2.急性中毒症例調査用紙の記入・返送
●日本中毒情報センター中毒110番にお電話で問い合わせを頂いた場合
後ほど急性中毒症例調査用紙を郵送でお送り致しますので、ご記入のうえ、添付の返信用封筒でご返送ください。追って受領のご連絡を致します。
●上記以外の場合
急性中毒症例収集ホームページから急性中毒症例調査用紙をダウンロードし、ご記入のうえ、日本中毒情報センターまでお送りください。後ほど受領のご連絡を致します。
* 急性中毒症例調査用紙や返信用封筒をあらかじめお送りし、順次お使い頂くことも可能です。ご一報ください。

運営事務局

公益財団法人 日本中毒情報センター

データ管理

登録された症例データは、いずれの登録方法を取った場合においても、日本中毒情報センターのサーバー上のデータベースに統合し、他の症例とともに一元管理する。
データに不備がある場合、より詳細なデータが必要な場合は、日本中毒情報センターの担当者から登録者に直接照会する。