ギンナンについて

【10月の話題】 ①

日本中毒情報センターでは、ギンナンについて、2015年は30件の問い合わせがあり、特に9月~12月に事故が発生しています。
ギンナンは夏から秋にかけて種子が黄色く熟し、外種皮を取り除き、固い殻の中にある部分を食用にしますが、
一度に多く食べると嘔吐、けいれんなどの中毒症状が出現することがあります。
有毒成分(4′-O-メチルピリドキシン)はビタミンB6の働きを阻害し、熱に安定で、加熱調理しても消失しません。
食欲の秋ですが、美味しいからといって食べ過ぎないよう十分注意しましょう。
 
参考資料:中毒情報データベース ギンナン