当法人は財団法人として昭和61年7月に設立され、四半世紀経過いたしました。この間、賛助会員をはじめ、救急医療、中毒医療に携わる医師、薬剤師、及び官民を問わず多岐にわたる諸団体各位のご支援ご協力を賜り、おかげさまで今日まで発展を遂げ、広く社会に貢献して参ることができました。こうした社会貢献、公益事業のおかげで内閣総理大臣より公益法人移行認定書を頂き、平成24年4月1日をもって公益法人に移行することができました。改めて関係各位に対して厚く御礼申し上げます。
 これまでに受信した電話相談件数は100万件を超えるに至っております。また、中毒情報データベースの収録索引数は13万件に達しており、この中毒情報データベースの内容及びこれに基づく情報提供は、特に全国医療機関より非常にご好評を頂いております。
 当法人といたしましては、中毒情報データベースの基盤整備及び情報提供の事業を一層充実させていく所存でございます。しかしながら、当法人の財政は、基本財産の運用益が昨今の金融環境を反映して低水準にあるため、厳しい状況にございます。当法人では賛助会員制度を設け賛助会費を頂戴しておりますが、このような状況から賛助会費が運用益を上回る大きな収入源となっております。
 賛助会員各位並びにまだ未入会の関係各位におかれましては、当法人の目的及び財政の現状をご賢察の上、新規ご入会或いは入会のご継続を頂きたく、ご高配の程よろしくお願い申し上げます。

代表理事 吉岡敏治 

賛助会員企業名簿