漂白剤やポット洗浄剤を使用中の誤飲事故

事例1家族がコップに塩素系漂白剤の原液を入れて置いていた。知らずにそのコップにスポーツドリンクを注いで飲んだ。(20代女性)
事例2水筒を塩素系漂白剤の希釈液で漂白していることを忘れ、麦茶を入れて子どもに持たせた。麦茶を飲んだ子どもが味がおかしいことに気がついた。(8歳男児)
事例3家族がポット洗浄剤使用中の張り紙をポットに貼っていた。紙がはがれ、気づかずにカップ麺を作って食べた。(10代女性)
事例4前日夜、ポットにポット洗浄剤を入れたことを忘れて、翌朝ミルクを作って子どもに与えた。(1歳9ヶ月女児)

漂白するために漂白剤を入れて放置していた湯吞みやコップ、水筒の水を家族が誤飲する事故や、ポット洗浄剤を入れていたポットのお湯を家族が使用してしまう事故が多く起こっています。
薬剤を使用した本人が、忘れて誤飲してしまう事例もあります。

中毒事故を防ぐために

◆製品の使用方法や注意事項をよく読んでから使用する。
◆漂白中の食器や水筒などは、テーブルやカウンター、調理台などに置かない。
◆ポット洗浄剤使用中は、使用中であることを知らせるシールや紙などをポット に貼る。(シールがついている製品もある)
◆薬剤を使用中であることを、家族に伝える。
 

 家庭内での中毒事故防止チェックリスト

このリストは家庭内での中毒の危険度をチェックするものです。
あなたの家庭では、リストの項目のうちいくつを実行できていますか?